Overview
歯を失ったときの3つの治療法
永久歯を失ったとき、多くの場合「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」の3つから治療を選ぶことになります。それぞれに特徴やメリット・デメリットがあり、選び方によって将来の口腔環境は大きく変わります。
ここでは3つの治療法を比較し、後悔しないための選び方をわかりやすく解説します。
Dentures
入れ歯の特徴
- メリット:短期間・低コストで製作可能。保険適用もあり、治療のハードルが低い。
- デメリット:噛む力は天然歯の約3割。取り外しのたびにバネが隣の歯に負担を与える。動揺や違和感が強い場合も多い。
Bridge
ブリッジの特徴
- メリット:固定式のため違和感が少なく、噛む力も比較的強い。治療期間は短い。
- デメリット:支えとなる隣の歯を大きく削る必要がある。噛むたびに隣の歯に通常の約27倍の負担がかかるといわれ、将来的に歯を失うリスクが高まる。
Implant
インプラントの特徴
- メリット:顎の骨に人工歯根を埋め込むため、天然歯に近い噛み心地。隣の歯を削らない。見た目も自然。
- 虫歯にならない:インプラントはチタン製のため、天然歯のように虫歯になることがありません。ただし、歯ぐきの炎症によるインプラント周囲炎には注意が必要です。
- デメリット:外科処置が必要。治療期間が数か月~半年ほどかかる。自由診療のため費用負担がある。
しかし、長期的に見るともっとも残存歯を守り、生活の質を高める治療法といえます。
Comparison
入れ歯・ブリッジ・インプラント比較表
| 治療法 | 噛む力 | 隣の歯への影響 | 見た目・違和感 |
|---|---|---|---|
| 入れ歯 | 約30% | バネで負担大 | 違和感あり/動くことも |
| ブリッジ | 約60% | 隣の歯を大きく削る/負担大 | 比較的自然/支台歯に負担 |
| インプラント | 約90〜100% | 隣の歯を守る | 天然歯に近い/違和感少 |
Price
インプラントの費用(自由診療・税別/目安)
| インプラント(1本・上部構造まで) | 390,000円 |
|---|---|
| 人工骨・骨造成(必要時) | 130,000円〜 |
※症例により追加費用が発生する場合があります。分割払いもご相談いただけます。
Flow
インプラント治療の流れ(目安)
- 初診・相談:お悩みを伺い、治療法をご説明
- CT診断:骨量・神経位置を確認し治療計画を立案
- 一次手術:インプラント体を埋入(必要に応じて骨造成)
- 治癒期間:骨と結合するまで待機(下顎 約3か月/上顎 約6か月)
- 二次手術:インプラント体にアバットメントを装着
- 軟組織治癒:歯ぐきが治るまで約1か月
- 型取り:上部構造(人工歯)の印象採得
- 上部構造装着:見た目・噛み合わせを調整してセット
- メンテナンス:定期検診・クリーニングで長期安定をサポート
FAQ
よくある質問
保険の入れ歯やブリッジと比べて高いのでは?
確かに自由診療ですが、隣の歯を守り、長期的に再治療を減らすことで結果的に費用を抑えられる場合もあります。
手術が怖いのですが…
局所麻酔で痛みを抑え、必要に応じて笑気麻酔も併用できます。ほとんどの方が想像よりも楽に受けられます。
どれくらい持ちますか?
正しい清掃と定期検診により、10年以上安定して使えるケースが多数あります。
Editors
監修・執筆
- 監修:田島 光明(院長/歯学博士)
- 執筆:中田 雅昭(副院長/歯科医師)
Clinic
医院情報・ご予約
なごみ歯科医院
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