ジルコニアとセラミック、「結局どっちがいいの?」
町田市鶴川で審美治療のご相談を受けていると、
「ジルコニアとセラミック、どっちがいいですか?」
という質問をとてもよくいただきます。
結論から言うと、どちらにも良さがあり、
前歯・奥歯/噛む力/見た目のこだわり/長持ちの優先度で選ぶのが正解です。
この記事では、歯科医の目線で「向いているケース」を分かりやすく整理します。
まず結論:前歯はセラミック、奥歯はジルコニアが向きやすい
- 前歯(見た目最優先):透明感のあるセラミックが得意
- 奥歯(強度・長持ち重視):欠けにくいジルコニアが得意
もちろん例外もありますが、迷ったらこの考え方がベースになります。
「ジルコニアの特徴」を詳しく知りたい方は、
▶︎ ジルコニア解説記事
ジルコニアのメリット・向いている人
- 強度が高く欠けにくい(奥歯・食いしばりが強い方に向く)
- 白く目立たない(銀歯のストレスを減らせる)
- 金属を使わない(メタルフリー)
特に、奥歯は噛む力が強いため、
「白さ」と「耐久性」を両立しやすいジルコニアが選ばれることが多いです。
銀歯のやり替えを検討中の方は、
▶︎ 銀歯をジルコニアに変えるべきタイミング
セラミックのメリット・向いている人
- 透明感があり自然な美しさ(前歯の審美に強い)
- 表面がなめらかで汚れが付着しにくい(清掃しやすい)
- 「見た目のこだわり」を反映しやすい
前歯は「自然さ」が仕上がりの満足度に直結しやすいので、
前歯ではセラミックが向くケースが多いです。
よくある質問:ジルコニアは硬すぎて相手の歯が削れる?
ジルコニアは強度が高い素材ですが、
重要なのは噛み合わせの調整と仕上げ(研磨)です。
適切に調整し、なめらかに仕上げることで、
過度な負担を避けながら長持ちを目指すことができます。
費用の目安(税抜)
- セラミックインレー:30,000円(税抜)
- セラミッククラウン:60,000円(税抜)
- ジルコニアインレー:60,000円(税抜)
- ジルコニアクラウン:100,000円(税抜)
※歯の残り方(範囲)によってインレーかクラウンかが決まります。状態を見た上で最適な方法をご提案します。
型取りは「光」で行います(嘔吐反射が起きにくい)
なごみ歯科では、従来の粘土のような材料ではなく、
光を用いた型取り(デジタルスキャン)を行っています。
そのため、
- 型取りが苦手な方
- 嘔吐反射が強い方
でも、比較的楽に進められるメリットがあります。
精度の高い型取りは、被せ物のフィット感にもつながります。
納期の目安
- ジルコニア:外部技工所で精密作製のため約2週間
- セラミック:院内技工のため、予約状況によっては当日セットが可能な場合もあります(要相談)
「できるだけ早く白い歯にしたい」という方は、
▶︎ セラミック・ジルコニアは本当に即日で治せる?
も参考にしてください。
まとめ:あなたの「優先順位」で選ぶのが正解です
ジルコニアとセラミックは、どちらも優れた素材ですが、得意分野が違います。
- 見た目最優先(前歯)→ セラミック
- 強度・長持ち(奥歯)→ ジルコニア
迷うのは当たり前です。
「自分の場合はどちらが合うのか?」を確認するだけでも大丈夫です。お気軽にご相談ください。
※ご予約時に「ジルコニアとセラミックの相談」とお伝えいただくとスムーズです。
監修:院長 歯学博士 東京医学技術専門学校 理事 田島 光明
執筆:副院長 中田 雅昭