生まれつき歯が黄ばんでいる…テトラサイクリン歯・フッ素症は白くできる?歯科医が解説|町田市鶴川

「子どものころから歯が黄ばんでいる」「縞模様のような変色があって、笑うときに口元を隠してしまう」——そんなお悩みをお持ちではありませんか。市販のホワイトニング歯みがき粉を試しても、まったく変わらずにがっかりした経験がある方も多いのではないでしょうか。実はその変色、毎日の汚れや加齢によるものではなく、「テトラサイクリン歯」や「フッ素症(歯のフッ素症)」と呼ばれる、歯の内側からの変色かもしれません。この記事では、こうした生まれつき・後天的な歯の変色がなぜ起こるのか、そしてどんな治療で白くできるのかを、町田市鶴川のなごみ歯科医院の歯科医がわかりやすく解説します。

なぜ歯が内側から変色するのか?原因・背景

歯の変色には、大きく分けて「外側からの着色(外因性)」と「内側からの変色(内因性)」の2種類があります。コーヒーや赤ワイン、タバコのヤニなどによる着色は外因性で、これはクリーニングや一般的なホワイトニングで改善しやすいものです。一方、テトラサイクリン歯やフッ素症は「内因性」の変色で、歯そのものの内部(象牙質)に色がついているため、表面を磨いても落ちません。

テトラサイクリン歯は、歯がつくられる乳幼児期(およそ0〜8歳ごろ)に、テトラサイクリン系の抗生物質を服用したことが原因で起こります。当時は感染症の治療で広く使われていた薬で、本人にはまったく責任がありません。歯全体が黄色〜灰色、あるいは茶色の縞模様(バンド)状に変色するのが特徴です。

歯のフッ素症は、歯の形成期に過剰なフッ素を取り込んだことで起こり、白い斑点(白濁)や、まだら模様、進行すると茶色いシミのように見えることがあります。いずれも歯の内部の問題なので、「歯みがきを頑張れば治る」というものではないのです。

よくある誤解・放置のリスク

「市販の美白歯みがきで何とかなる」「歯医者のホワイトニングをすれば真っ白になる」と思っている方は少なくありません。しかし、テトラサイクリン歯やフッ素症のような内因性の変色は、通常のホワイトニングだけでは思うような白さにならないことが多いのが現実です。とくに変色が強い場合や縞模様がはっきりしている場合、ホワイトニングで多少明るくはなっても、完全に均一な白さにするのは難しいことがあります。

また、こうした変色は健康面に直接害があるわけではありません。だからこそ「見た目だけの問題だから」と長年我慢してしまう方が多いのですが、口元のコンプレックスは、人前で笑えない、写真が苦手、人と話すときに口を手で隠してしまう——といった形で、毎日の自信やコミュニケーションに影響することがあります。「治せないもの」とあきらめて放置する前に、まずはどんな選択肢があるのかを知っていただきたいと思います。

治療・対処の選択肢

歯の変色の程度によって、適した治療法は変わります。代表的な選択肢を、負担の少ない順にご紹介します。

1. ホワイトニング
変色が比較的軽度の場合は、まずホワイトニングを試す価値があります。歯を削らずに薬剤で歯を明るくする方法で、もっとも歯にやさしい選択肢です。ただしテトラサイクリン歯の場合、効果には個人差があり、回数を重ねても限界があることは知っておく必要があります。白い斑点が目立つフッ素症の軽度なケースでは、歯の表面をごく薄く削って樹脂を詰める方法が向くこともあります。

2. ラミネートベニア
歯の表面をごく薄く削り、付け爪のような薄いセラミックの板を貼りつける方法です。変色をしっかりカバーでき、形や色も整えられるため、前歯の見た目を大きく改善したい方に向いています。削る量が比較的少ないのがメリットです。

3. オールセラミック・ジルコニアの被せ物(クラウン)
変色が強い場合や、すでに大きな詰め物・被せ物が入っている歯では、歯を覆うセラミックの被せ物が確実です。変色した部分を完全に覆い隠せるため、もっとも安定した白さと自然な見た目が得られます。光の透け方まで天然歯に近づけられるのがセラミックの強みです。

なごみ歯科医院での対応

町田市鶴川のなごみ歯科医院では、まず変色の原因と程度をていねいに診断したうえで、患者さま一人ひとりに合った治療法をご提案しています。「いきなりセラミックで削るのは不安」という方には、まずホワイトニングで様子を見るところから始めることもできますし、「確実に白く整えたい」という方にはラミネートベニアやセラミックなど、ご希望と歯の状態に合わせた選択肢をわかりやすくご説明します。

テトラサイクリン歯のように、ホワイトニングだけでは限界があるケースについても、「どこまで白くなる見込みか」「削る量はどのくらいか」を正直にお伝えすることを大切にしています。鶴川エリアにお住まいで、長年の歯の変色にお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

まとめ

テトラサイクリン歯やフッ素症による歯の変色は、歯の内側からの変色のため、市販の歯みがき粉では改善できません。しかし、ホワイトニング・ラミネートベニア・セラミックといった治療を組み合わせることで、見た目を大きく改善できる可能性は十分にあります。「生まれつきだから」「もう治らないから」とあきらめていた方こそ、一度ご相談いただく価値があります。お悩みの方はお気軽にご相談ください。WEB予約はこちら


監修:田島 光明(なごみ歯科医院 院長/歯学博士・東京医学技術専門学校 理事)
執筆:中田 雅昭(副院長)


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